avec Toots 2
Part 4 " I feel best in that little space
between a smile and a tear " It was our third times to see each others in this year. It is always wonderful to see
Toots and his staff, wherever it is. 今年になって、3度目の再会になった。 私はトゥーツの真ん前の席にいたのだけど、演奏が始まって最初のほうで、私がとても好んで何度も何度も自室で聴いている「ドルフィン」が演奏された時、この冬、ニューヨーク(実際にはマンハッタンの外だったり、ボストンだったりするのだけど)
で経験したとてもつらい事と、その曲を自室で聴いている時の平和な自分の姿がクロスして、思わず左目から涙が浮かんでしまった。トゥーツは慌ててズボンのポケットからハンカチを出して私に渡すジェスチャーをして笑わせてくれた。 私がとても落ち込んでいた時、ベルギーからわざわざもってきて頂いた本が、このケニー・ワーナーの本だった。本の話を少ししてから、トゥーツとのデュオアルバムの中の、彼のピアノのキーボードのタッチについて話しをした。多分、私は彼の本そのものよりも、ケニーが弾くピアノの自信に満ちた力強く、なのにソフトなタッチに背中を支えられたような気がするのだ。そんな話をしながら...よくこんな太い指で、鍵盤を的を射るように確実に弾けるものだなあ...と思ったりしていた。もちろんそれは言わなかったけど。 オスカーとは初対面だったけれども、気さくに片言の日本語で話し掛けてくれたので、私も片言のポルトガル語で返事をした。彼がアコースティックギターで歌った「Water
of
March」はとても素敵だった。言葉遊びというのか、英語であってもポルトガル語であっても、その響きが心地よい。 あいるとモレイラ氏 彼に会った時、ある種の感動があった。 トゥーツに最初にレコーディングで会ってから今年で6年以上の月日が過ぎた。ニューヨークのブルーノートで会うのも何度目になるだろう。出会った頃にくらべると、少し肺活量が落ちたような印象を受けたのはただの偶然であって欲しい。 まあ、相変わらず食欲旺盛...いつまでも元気でいてね...。 All Rights
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